各会場の特徴や
来場時のご注意点の紹介
『gallery TSD』- TOKYO SOCIAL DESIGN -
「gallery TSD」は、旧中山道沿いの板橋不動通り商店街に位置するアート&デザインギャラリーです。運営母体の「TOKYO SOCIAL DESIGN」は、“デザインで社会と人をつなぐ” をテーマにコンサルティングやワークショップを手がけるクリエイティブチームで、地域に開かれた企画展を継続的に開催しています。最寄りは都営三田線「板橋区役所前」駅から徒歩約7分、JR 埼京線「板橋」駅からは徒歩15分です。
本展では、gallery TSDがメイン会場となり、「さわる絵本」の展示・体験・ワークショップ・グッズ販売をワンフロアで展開します。ギャラリーの間取りはL 字を反転させた(コの字に近い)形になっています。往復10メートルほどの小スペースです。
ギャラリーは半地下にあります。歩道から建物側へ 1メートルほど奥まった位置に、幅が1メートルほどの階段が4〜5段あります。階段を下りきると正面に開き扉(外開き・片開き)が1枚あります。エレベーターやスロープはありません。
ギャラリー内の床はフラットで大きな段差はありません。
入り口から、グッズ販売エリア、さわる絵本鑑賞エリア、最奥にワークショップエリアがあります。
さがつくCraft&Cafe
「さがつく Craft&Cafe」は、地域密着の不動産会社が運営する古い牛乳屋をリノベーションしたカフェです。建物は元の牛乳店の面影を残しながら、あたたかく懐かしい雰囲気を大切にした空間となっています。
店内では、自家製のふわふわ・シフォンサンドや、爽やかなレモネードがいただけ、多くの方に静かに落ち着いて過ごしてもらえるカフェです。
お店の入り口は、横に大きく開く蛇腹(じゃばら)式のドアです。入口には段差がありますので、足元に十分ご注意ください。
扉を開けて中に入ると、床は木のフローリングでやや凹凸があります。すぐにテーブル席とカウンター席があるカフェスペースがあり、4~5席ほど設けられています。
入口から入って左手側には、大きなスチール製の扉があります。これは、かつて業務用冷蔵庫として使われていた場所を活用した、もうひとつのカフェスペースで、約8席あります。
こちらのスチール扉は、出入口の幅が狭く、高さは約160センチしかありません。背の高い方は頭をぶつけないようにご注意ください。さらに、足元には大きめの段差がありますので、入る際は足元にお気をつけください。
板五米店 - 旅とお結び -
「板五米店(いたごこめてん)」は、大正3年、1914年に建てられた土蔵造りの商家を活用したお店です。現在は、地域の人々が集える交流スペースも兼ねた、あたたかみのある場所として親しまれています。
建物は、赤いレンガと木造が融合した珍しい構造で、板橋区の有形文化財にも指定されています。リノベーションの際には、地域の人々も参加し、建築ワークショップなども行われました。
店頭では、炊きたてのご飯でその場でにぎるおにぎりが楽しめます。具材は定番の鮭や高菜のほか、チーズおかか、明太子など種類も豊富です。
外壁は赤レンガ造りで、手で触れると凹凸があり、ざらっとした感触が楽しめます。ぜひ手で触れて確かめてみてください。
入口は、建物正面にある平戸(ひらど)タイプの横に引く引き戸です。引き戸を開けて中に入ると、すぐ正面に注文カウンターがあります。カウンター越しには、スタッフがおにぎりを握っている様子が感じられます。
注文を済ませると、紙の注文用紙が渡されます。そのままカウンターに沿って右手に進むと、少し広めの待合スペースに出ます。カウンターを背にしたとき、左手が出口、右手には椅子や小上がりの座敷があり、座っておにぎりができあがるのを待つことができます。
出口を出ると、左右に背もたれのない低めの木のベンチがあります。ここで、できたてのおにぎりを食べることも可能です。
ベンチに背を向けて左側、つまり建物の向かって右手には、昔ながらのお米の自動販売機があります。その近くのレンガの壁には、五角形の「板五米店」の看板が掲げられています。
段差は少なめですが、引き戸の出入り口にある敷居に高さがあります。出入りの際には、足元に十分ご注意ください。
パンを楽しむ店 ぱーね
「パンを楽しむ店 ぱーねは」、不動通り商店街に2020年にオープンしたパン&バルカフェです。水〜日曜にパン販売を、11時〜21時までイートイン営業を行っています。
小麦本来の味を大切にしたハード系パンが特徴で、北海道産小麦を使い、焼きたての香りを楽しめます。
店内ではパンに合うワインやビールを提供し、軽い小皿料理とともに「パンを主役にしたバル」として楽しめる空間になっています。 席数はイートインで10席ほど、1人飲みからご家族連れまで幅広く利用されています。
商店街に面した店先には一つ段差があり、1メートル奥に横開きのガラス扉があります。
入り口右手にはあんぱんやオリーブパンといったおいしそうなパンが並ぶテーブルとレジカウンターがあります。正面と左手には椅子とテーブルがあり、店内で食事が楽しめます。
床は木のフローリングでフラットですが、通路の横幅は1メートルほどと狭めなため、歩行にはご注意ください。